前置き
いきなりですが、皆さんは現在通っている学校(高校・高専・大学)に入学したことを後悔していませんか?
結論から言うと、僕は全く後悔していません。
3年次に留年したにも関わらず後悔していません。
それどころか、留年したこと自体も後悔していません。
さすがに留年が決まった当初は、「もっと勉強しておけばよかった」と後悔しましたが...
今僕が言っている「後悔」とは、そういうことではなく、「なんでこの学校に入学したんだろう」という後悔です。
全国の学生には、こういった後悔をしている人が少なからずいると思います。
これは学生側のリサーチ不足と、学校側の情報不足によります。
高専にもこのような学生さんがいて、毎年数人進路変更をしています。
先に言っておくと、進路変更は悪い事ではないと僕は思っています。
「親に迷惑がかかるから...」と、自分に合わない学校に通い続けて自分の今後の人生がうまく進まなくなるよりマシです。
「この学校合わないかも...」と思ったらまずは高専の教員(できれば専門)なり、親なりに相談してみましょう。
(家庭により様々な事情があるので、僕の言っていることが絶対正しいとは言えません)
前置きが長くなりましたが、言いたかったのはこれじゃないんです。すみません。
僕が伝えたかったのは、僕は高専に来たことを後悔していないということです。
僕のブログを読むうえで、「この人は高専が好きなんだな」ということを念頭に置いてただくと助かります。
ちなみに、高専が好きと言っても、高専の教員になりたいとは思っていません。悪しからず。
現在中学生で高専に興味がある人は前回の
高専に入学する前から現在について~中学生編~ - 高専生ぜろ
も是非読んでみてください。
では、本題に入りましょう。
高専1年生
寮の話
入学式の前日に寮に入りました。
全寮制ではないのですが、僕は2年生まで寮に入っていました。
寮に入るべきか否かですが、僕は寮に入ったほうがいいと思います。
理由はざっくりいうと、人間関係(友達)を作るためです。
寮については今度別の記事に書こうかなと思います。
課題テスト
高専に入学すると、すぐに課題テストがありました。
数学のテストの結果はボロボロで、クラスで下から3番目くらいでした。
最初はショックでしたが、すぐに気にしなくなりました。(アホ)
弊高専に関する予備知識
予備知識として、多くの高専は前期・後期に分かれていて、夏休み後から後期が始まります。定期テストは前期2回、後期2回で計4回が年間に行われます。
テストで60点に満たなかった科目は追試を受け、追試で60点以上取れると合格になります。追試で合格にならなくても、年間成績(4回のテストの合計点)が240点に達していれば進級できます。
240点に達していなかった場合、再試を受けることになります。
再試をクリア(60点以上)できなければ留年となります。
また、再試科目が3つ以上(4つ以上だったかも)になっても留年します。
ちなみに僕が留年した理由は後者です。
もちろん出席が足りなくても留年します。
ちなみに、高専の特徴の一つして、夏休みと春休みが長い!ことがあります。特に春休み。
1年・前期
前期中間テストがありました。赤点3つ取りました。
高専は赤点が60点なのです。
担任が少し厳しい人だったので呼び出し食らいました。
前期定期テストでも、特に反省することなく赤点3つ取りました。
後期が始まってから担任に親呼び出されました。少し反省しました。
今思うと、「赤点3つくらいで呼び出す必要あったのか?」と思うくらいに今後赤点を取りまくることになります。
1年生のうちにどうにかしなければ。と、担任も警告してくれていたのかもしれません。
1年・後期
後期中間テストでは前回の反省を生かし赤点0個でした。
順位はちょっとだけ上がりました。
(最初のテストの時点で順位はあまり気にしなくなっていたけど)
学年末テストでは点数が足りなかった代数学を特に頑張りました。
その結果、最後には追試も再試も残すことなく1年次は進級できました。
1年・春休み
無事に進級できると、1カ月以上の(弊高専の場合)長い春休みが待っています。
1年生の春休みは、ローカル鉄道を1周したり、自転車で旅したり、部活に打ち込んだりと満喫しました。
高専2年生
この年から怒涛の赤点ラッシュ()が始まりました。
2年・前期
前期中間テストで赤点を8個くらい取りました。
完全に怠けてました。
前期定期テストでも同じくらい取った気がします。
赤点を取りまくっていましたが、殆どは追試でクリアしていました。
しかし、線形代数・歴史など追試もクリアできなかった科目も残りました。
専門は比較的取れていた気がします。
夏休みは部活の記憶しかないです...
アホなのでテストのことなど気にせずに遊びまくってました。
2年・後期
後期中間テストは前より少し頑張って赤点の数を減らしました。
それでも、3回のテストの平均が60点に満たない科目も少しありました。
学年末テストでは頑張りまくって赤点を減らしました。
特に、平均で60点に満たなかった歴史(世界史)はこのテストでは頑張って90くらい取った気がします。
しかし、最後の最後に線形代数が60点を満たせず、再試になりました。
再試は春休みの序盤あたりに行われます。
これを落とすと留年なので、頑張って取りました。
二年次、進級。
2年・春休み
前述のとおり序盤に再試がありました。
その後は、これまた部活の記憶しかないです...悲しい。
ただ言えるのは大して勉強はしていませんでした。
次回予告というかまとめ
ここまで読んでいただいた、高専生以外の方には知っていてほしいのですが、高専は僕みたいなアホばっかりじゃありません。もちろん勉強怠けて留年するアホもいますが、優秀な人もいます。高専のイメージを悪くしたくないので、それはご周知願います。
いよいよ問題の3年生(3年次)の話に入ろうかと思いましたが、長くなりそうなので一旦終わりにします。
3年生は2回あるのでね。
この記事を前編とし、残りを後編とします。
読んでいただきありがとうございました。